遺品整理の際の遺品の供養について

遺品整理をしていて、「故人の思い出がつまった物だから供養して欲しい」、「故人の大事にしていたものだからきちんと供養したい」などというお客さんのご要望をいただくことがあります。

しかし、いっぽうで供養はしておきたいけれども、追加料金がかかるなら無しで済ませたいというお客様もおられます。

そこでこの記事では遺品整理の専門業者としての立場から遺品の供養についての実際のところをお伝えしたいと思います。

遺品整理の際の供養について

遺品整理のときの供養について、以下のような点について解説いたします。

  • 遺品整理の供養にはお金がかかるのか
  • みんな遺品を供養しているのか、絶対に供養は必要なのか
  • どのような供養が一般的なのか、お坊さんに来てもらったほうがよいのか

遺品整理の供養は追加で料金がかかることがほとんど

遺品整理の供養ですが、しっかりと遺品を供養しようと思ったら、お坊さんに依頼しないといけないので、基本的に追加料金がかかることがほとんどです。

遺品整理の業者内に専門のお坊さんがいるわけではなく、提携のお坊さんがいる場合でも供養をするとどうしても、その分の費用がかかります。供養までいっしょになっている遺品整理パックなどは、あらかじめ供養の料金が入っていて割高になっていることが多いです。

なかには無料で供養をうたっている業者もありますが、遺品だけ回収して供養もせずに処分している悪徳業者もありますので、注意をして、しっかりとした業者かどうかを確認したほうが良いと思います。

遺品整理のときに遺品を供養するかどうかはお客さん次第でそれぞれ

遺品整理のときに供養をするかどうかを迷われるお客さんが多いですが、前述のとおり供養には追加料金がかかるので、実際のところは家計と相談して供養するかどうかを決めるお客さんが多いです。

もちろん、しっかりと供養をしたいという気持ちはあるのですが、お金が追加でかかるなら料金を優先して供養をなしで遺品整理を終わらせるお客さんもおられます。家計を圧迫して追加料金を払っての供養は故人も望んでいないのではないでしょうか。

あるていど予算に余裕があって、故人の思い出の品をしっかりと供養をしたいという場合には、もちろん私どももお坊さんに依頼して、しっかりと供養をさせていただいております。

供養は倉庫などに遺品を集めて、まとめて供養する合同供養が多い。お坊さんに来てもらうのはかなり割高に

供養の形態ですが、基本的な倉庫などに故人の遺品を集めて、そこにお坊さんに来ていただきまとめて供養をするという合同供養のかたちが遺品整理の業界では多いと思います。

いっぽうでお坊さんに家まで来ていただき、その場で供養をして欲しいと希望されるお客様もおられますが、この場合は供養の料金がかなり高額になってしまいます。そのため、そのような供養を希望される場合は、しっかりと事前に見積りをしたうえで、予算と相談して決めるのがベターです。

遺品整理の際の供養についてのまとめ

遺品整理の際の供養については、もちろんしたほうがベターではありますが、追加料金がかかるなど料金にも影響がありますので、予算と相談して決めるのがよいかなと思います。

大切なのはお坊さんに供養をしてもらったかどうかではなく、ご家族や親戚の方が故人を大切に想う気持ちと残された遺品をしっかりと整理をして必要な物は使ったり、思い出の品として残しておくということだと想います。

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