家事代行業者の上手な活用について

家事代行業者の力を上手に活用する

家の中の片付けは家事のプロフェッショナルである「家事代行業者」を活用してみてはいかがでしょうか。

家事の専門家が持つ知識と経験を活かせば、効率的に片づける事ができると思います。

プロの専門業者の力を借りてみましょう。

将来に向けて自分の部屋を片付けたいけど、何から手を付けていいかわからない事ってありますよね。

若いうちは一気に断捨離もできますが、ある程度の年齢になってくると自分一人の力では(体力的にも)厳しくなります。

何より大きな家具は一人では動かせないですしね。

そんな時は「家事代行業者」に依頼して、部屋の掃除や整理収納・大型家具の移動をしてもらうのも一つの手です。

なるべくなら「法人」を選びましょう。

家事代行業者には「法人」と「個人」があります。

調べれば非常に多くの業者が出てくる事でしょう。

基本的には様々な面での保証が付く事が多い「法人」に依頼すると良いと思います。

それ以外に信頼できるきちんとした理由があれば(例えば知人の紹介など)、個人でも問題は無いと思いますが、契約はしっかりと交わしておきましょう。

実際の流れ

家事代行業者に依頼をした場合、実際の流れとしては

  • 何をしたいのかをヒアリング
  • 作業方針の決定
  • 作業開始
  • 収納物の必要・不必要の判断(随時)
  • アドバイスを受けながら整理収納(本人)
  • 本人では困難な家具の移動や各種片づけ(随時)

といった工程が普通です。

定期訪問プランと時間単位プラン

家事代行業者との契約体系には、主に「定期訪問プラン」と「時間指定プラン」とがあります。

  • 定期訪問プラン…毎月決まった日時に毎回訪問してもらう形
  • 時間指定プラン…決まった日時に1度スポットで来てもらう形

代行業者にもよりますが、一般的には「定期訪問プラン」より「時間指定プラン」の方が金額は高い傾向になります。

定期訪問プランが合う人

単身で暮らしている人であれば、定期訪問プランの方がマッチするでしょう。

定期的に訪問してもらえれば、その都度食事や買い物・掃除などの家事をサポートしてもらう事が可能です。

それに定期訪問プランなら、不必要なものを少しずつ整理してもらうという選択ができます。

大量にあれば時間こそかかるかも知れませんが、計画的に片づける事が可能です。

時間指定プランが合う人

時間指定プランは、1時間単位などから家事代行サービスの提供を受ける事ができます。

会社勤めなど忙しく、時間が無い人にマッチしたプランと言えるでしょう。

或いは両親の家を片付ける時に一緒に出向いて片づける等のスケジューリングもできます。

もちろん1時間あたりとなりますとできる事に限度はありますが、数回に分けて依頼する方が親も本人も負担が少ないと言えます。

時間を見つけてスポット依頼する形でも、長期的な視点で見れば進める事ができるはずです。

家事代行業者に依頼するメリット

家事代行業者に依頼すると様々なメリットが生まれます。

第三者の介入による意識の維持

日頃「片づけないとなぁ」という漠然としていた思いが、家事代行業者に依頼をすると一気に現実味を帯びて、計画的に進みます。

これが家事代行業者に頼む「一番のメリット」と言えるでしょう。

家の片付けがなかなか一人で進まない原因の一番は、そのモチベーションを維持する事の難しさにあります。

家事代行業者に定期的・スポットで頼めば他人が関与してきますから、やらない訳にはいきません。

それこそ「いつやるの?今でしょ」の意識が芽生える訳です。

家事代行プロの恩恵を受ける

それに自身を強制していく意味合いだけでなく、他にもプロの第三者に頼む事は大きな恩恵を受けます。

まずは自分では動かせない家具や家財道具を簡単に移動させる事ができる事ですね。

自分の手足の様にSTAFFが動いてくれるのは気持ちの良いものです。ですがくれぐれも命令口調は控えましょう。

他にも、品物ごとにどの様に整理しておけば良いのかの「アドバイス」を受ける事もできます。

さらには「整理する順番」や「整頓品の保管位置」などの提案も的確にしてもらえることでしょう。

親子間の緩衝材としての役目

あともう一つ第三者に頼むメリットがあります。それは親子間の「緩衝材」になってくれる事です。

親の家の品物の必要・不必要の判断は、当然親が自分でする事になりますが、それはあくまでその当事者の判断になります。

例えば息子・娘が親の家の片付けをしたい場合、その必要・不必要の判断を全て親に任せてしまっていたら、基本全て残してしまいかねません。

これは子供達側としては一番避けたい事になります。なるべくいらないと思うものはこれを機に捨てて欲しい訳ですね。

次章でこの辺りを詳しく解説します。

家事代行業者も100%安心ではない。トラブルの可能性も

家事代行サービスは、掃除や片付けなどの負担を減らしてくれる便利なサービスです。一方で、依頼する側とスタッフとの間で「ここまでやってもらえると思っていた」という認識の違いから、トラブルになることもあります。実際に起こりやすい事例を3つ紹介します。

1.「捨ててほしくなかった物」を処分されてしまった

片付けを依頼した際、「不要な物は処分してください」と伝えたところ、スタッフが依頼者にとって大切な物まで不要品と判断して処分してしまったケースです。

例えば、古い写真や手紙、趣味の品、家族からもらった記念品などは、外見だけでは価値を判断できません。本人にとっては大切でも、第三者から見ると単なる古い物に見えてしまうことがあります。

対策としては、「捨てる物を選んでもらう」のではなく、「これは捨ててよい」と具体的に指定することが重要です。 特に写真、書類、貴重品、思い出の品などは、事前に「処分しない物」として明確にしておきましょう。

2.掃除や片付けの仕上がりに不満が出る

「部屋をきれいにしてください」と依頼したものの、依頼者が期待していた状態と、スタッフが考えていた「きれい」の基準が違っていたというトラブルです。

例えば、床掃除はしてもらえたものの、家具の裏側までは掃除されていなかったり、収納場所の整理を期待していたのに、単に物を移動しただけだったりすることがあります。

家事代行サービスは、一般的な掃除や片付けを対象としていても、サービス内容や作業範囲は業者によって異なります。そのため、「部屋を片付けて」ではなく、「リビングの床に出ている物を分類して収納し、掃除機をかけてほしい」など、具体的に伝えることが大切です。

3.家具や家電などを動かした際に破損・故障した

片付けや掃除のために家具や家電を移動した際、壁や床を傷つけたり、家具を破損したりするケースも考えられます。

特に大型家具や重量のある家電は、無理に動かすと事故につながる可能性があります。また、パソコンやテレビ、食器など、壊れやすい物を扱う場合にも注意が必要です。

こうしたトラブルを防ぐには、作業前に「動かしてよい物・動かしてはいけない物」を確認することが重要です。高価な家具や家電については、スタッフに任せず、必要であれば専門業者に依頼するという判断も必要でしょう。

トラブルを防ぐには「事前確認」が重要

家事代行を利用するときは、「プロだからすべて判断してくれる」と考えるのではなく、作業内容・処分する物・触ってはいけない物・作業範囲を事前に具体的に確認することが大切です。

特に片付けでは、物の価値や思い入れは本人にしか分からないものがあります。大切な物を守りながら家を整理するためにも、依頼者とスタッフが作業内容を共有しておくことが、トラブル防止につながります。

双方納得のいくゴールに向けて

子供の言う事を素直に聞く親はいない

子供がどれだけ親身になって片付けの内容を指示したとしても、基本的に親は聞いてくれない生き物です。

「優先する・しない」「処分する・しない」で親子の言い分がぶつかって喧嘩になる事もしばしばです。

こういった「言い合い」で親子間の関係がギスギスしたりする事が多い訳です。

家事代行者に意向を伝えて、第三者から伝えてもらう

そんな時、家事代行業者が「伝言役」となってくれるケースがあります。

まず子供側から、自分たちの要望を前もって業者側に伝えておきましょう。

それを踏まえて業者から「第三者の意見」として親に伝えてもらい、自然と促してもらうのです。

子供から直接言われるのではなく第三者から間接的に助言される事は非常に効果が高く、その説明に説得力が生まれる訳ですね。

強引な説得ではなく双方の納得いく形で

もちろん親を強引に説得するために使うのではありません。子供に都合が良い様に説得してもらうのはご法度です。

あくまで将来のために理解して欲しいという「気持ち」と、子供と親双方の納得いく片付けが大前提となります。

この様に上手く家事代行業者を利用する事で家の片付けが比較的円滑に進むはずですし、様々なトラブルを軽減できるメリットは大きいと思います。